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【徹底比較/検証】iPad POSレジシステムの比較まとめ

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ぐるなびPOS+登場



とうとうやってきました。ぐるなびPOS+(ポスタス)。
ぐるなびが飲食POS市場に参入です。
数年前からぐるなびがPOS市場に参入するという噂はありました。2017年に入りやっとリリースされたようです。

しかもどうやら株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズが提供しているモバイルPOSサービス「POS+」を販売するようです。

正直、3大モバイルPOSレジの「スマレジ」「ユビレジ」「エアレジ」しかチェックしてないかったのですが、縮図が多少変わるかもしれません。

グルメサイトという点でいうと、3社目のPOSリリースとなります。

会社名 グルメサイト 提供しているPOS 提供開始時期
リクルートライフスタイル ホットペッパーグルメ Airレジ 2013年1月
USEN ヒトサラ USEN Register(Uレジ) 2015年4月
ぐるなび ぐるなび ぐるなびPOS+ 2017年5月


サービスの構成図は以下の通りです。


ぐるなびPOS+はオーダーエントリーとPOSをセットで販売するようですね。
エアレジ(ホットペッパー)は、オーダーエントリーシステムはありません(2017年5月時点)。
よって、エアレジよりも有利かもしれません。

気になる価格は?

気になる価格は以下の通りです。
初期費用:37万円〜
月額費用:1万2000円〜

ということです。割と高い気もします。

ぐるなびの狙いは?

3社目のグルメサイトPOSです。
今後ぐるなびは、予約システムや決済システムも展開していくことを発表しています。


グルメサイト → 予約システム → テーブル管理(OES)→ POS → 決済

という飲食業界の入り口から出口まで全てをワンストップソリューション提供していくことを狙っているのでしょう。

ただ飲食店側としては、自分のお店の売上情報(POSデータ)や予約情報を、グルメサイトに保持されるのは、お店の情報を丸裸にされたようなものですから、いかがなものでしょうか?

自分の会社の売上データを二次利用されている可能性があることを考えると、ちょっと嫌な感じもします。
ただ、旧来の東芝テックや富士通・NECなどのシステムに比べると、導入コストは圧倒的に安くなっていますので、魅力的ですよね。

皆さんもご導入する際は、事前にきちんと調べてから契約するようにしましょう!




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スマレジとユビレジの決算公告比較

先日タブレットPOSレジ2社が決算公告の開示がありました。
iPadPOSレジ比較サイトとしては簡単に比較紹介してみたいと思います。

スマレジ決算公告(2017.3.21 決算公告より)


ユビレジ 決算公告(2017.03.24 官報より)




会社名 株式会社スマレジ 株式会社ユビレジ
決算 平成28年4月30日 平成28年4月30日
当期純利益 2,704万円 ▲1億4,908万円
利益余剰金 3,986万円 ▲4億4,391万円
合併公告 株式会社ブルーを吸収合併 株式会社フリックオーダーを吸収合併


貸借対照表(B/S)は、会社の一定期間の財務状況を把握するとても重要な指標です。
ここでは、財務内容についてのコメントは差し控えさせていただきますが、
各社のレジ導入検討する際に、参考になればと思います。


ちなみに、エアレジの決算公告もあります。気になる方は参考にどうぞ。

リクルートライフスタイル(Airレジ)(2016.07.06 官報より)


リクルートペイメント(Airペイ)(2016.07.06 官報より)



会社名 株式会社リクルートライフスタイル 株式会社リクルートペイメント
決算 平成28年3月31日 平成28年3月31日
当期純利益 63億2,525万円 ▲2,994万円
利益余剰金 181億2,171万円 ▲3,065万円


リクルートライフスタイルは、じゃらんやホットペッパーなどが中心サービスとなっているため、参考にもならないかもしれませんが。。。

それではまた。


POSSTARサービス終了

NHNテコラスが提供するタブレットPOSレジサービス「POSSTAR」がサービス終了となりました。

3月25日現在のPOSSTARのトップページ


NHNテコラスと言えば、元をたどれば、2000年に堀江貴文氏率いるオン・ザ・エッジ(後のライブドア)が提供していた「データホテル」というデータセンター事業が発端の会社です。その後、2010年に韓国NHNの日本法人であるNHN Japan(現:LINE株式会社)の傘下となり2015年にEC支援事業会社の株式会社SAVAWAYと経営統合して現在に至ります。

そんなNHNテコラスですがタブレットPOS市場に参入したのは、2016年3月のようです。
↓NHNテコラスのfacebookページで確認できます。
 
約1年程度でサービスの提供を終了してしまいました。

TEMPOSTARは、オムニチャネル特化型Eコマースソリューションであるため、
POSSTARには、在庫管理やECサイト連携などの小売流通に力を入れた機能を有するであろうと期待されていました。

タブレットPOS系のサービスでこういった機能を有しているサービスは、少ないです。
「スマレジ」「ユビレジ」「NEXPO」とかでしょうか。。。

国内のタブレットPOS市場は、もう新規参入しにくいのかもしれませんね。


IT導入補助金を使ってモバイルPOSレジを導入しよう

年初めに、中小企業事業者の皆さんに朗報がありました。

IT導入補助金という新たな補助金制度が発表されました。
IT導入補助金
公式ページ
https://www.it-hojo.jp/


IT導入補助金とは?
IT導入補助金は、中小企業事業者が事業の生産性向上させるために、ITツール(クラウドサービスやソフトウエア等) の導入・促進を目的とした補助金事業です。サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局によって認定されたIT導入支援事業者のITツールを導入・申請することにより、 費用の一部を最大2/3、上限100万円・下限20万円の補助を受けることができます。
例えば、飲食店・小売店さんのお店でITサービス利用に年間50万円必要となる場合、
この補助金を使えば、約33万円が補助され、実質負担金額は17万円で済んでしまうのです。


先日、こんな記事がありました。


一般的にサービス業界全般でITツール導入が遅れている。と言われています。
世界的に見るとG7では日本は最低レベル。。。

だから日本のサービス業はITツールの普及・促進させて生産性向上をはかる必要性がありますよね。

そこで、たとえば卸小売業・飲食業・理美容業などサービスを生業としていらっしゃる方は、ぜひこの機会にIT導入補助金を利用してモバイルPOSレジを導入することをおすすめします!

ただし、このIT導入補助金では、サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局(長い)が認定したITツール(IT導入支援事業者・コンソーシアム※)でないと、補助金の申請をすることができません。
どのようなITツール・IT導入支援事業者が認定を受けているかは、公式ページの「検索画面」で探すことが可能です。ただ登録企業の情報量が多すぎて見きれません。検索もしにくいです。

ということで、当方が皆様に代わり調べた結果推薦できる
モバイルPOSレジで認定を受けているサービスを3つ紹介します。

※注意
今回はコンソーシアムに関する説明・紹介は、むずかしい内容となるので割愛します。

ユビレジ

まずは、言わずと知れたモバイルPOSレジ界の雄「ユビレジ」です。
ユビレジでは、

・ユビレジ
・ユビレジ + FlickOrder(オーダーエントリーシステム)
・ユビレジ for Salesforce(マーケティング分析ツール)

この3つがIT導入補助金の対象となります。
主に紙でオーダーを取っている飲食店さんであればオーダーエントリーシステムの導入が可能となるプランがありますので、生産性向上につながります。ぜひご検討をおすすめします。
詳しくはユビレジの公式ページよりお問い合わせください。


スマレジ

スマレジでは、株式会社ナレッジラボ(販売店)がIT導入補助金対象の販売をしています。

・スマレジ+会計ソフト(MFクラウド会計)

スマレジは会計ソフト(MFクラウド会計)と連携して導入できます。
レジの売上データを会計ソフトへ自動連携することで二重にデータ入力する手間がなくなり生産性向上につながります。サービス業全般で業種問わずおすすめです。
詳しくは株式会社ナレッジラボもしくは、スマレジにお問い合わせください。

また、スマレジでは、プラスITフェアというIT導入補助金認定ベンダーが一挙に揃う展示会に出展します。

レジだけでなくあらゆるITツールベンダーの製品が見れるため、なかなか時間のとれない店舗運営社・経営者の方には、効率的にITツールを探せる良い機会だと思います。また全国10都市で行われる展示会ですので、特に地方の皆さんは、この機会を逃さずにぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

USEN

飲食店に特化したPOSレジサービスを提供しており、比較的新しいタブレットPOSレジですが、全国エリアの販売拠点と営業力を活かして、どんどん導入店舗が増えているようです。最近では美容室向けのレジの提供も開始しました。

・USEN Register
・USEN Register for Beauty

そんなUSENレジではこの2つが対象になります。
飲食業向け、理美容業向けとなります。理美容業向けのタブレットPOSレジでIT導入補助金の認定を受けているベンダーは少ないため、理美容業の方はぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか?


さて、今回はモバイルPOSレジでIT導入補助の対象となっている3製品をご紹介しました。

このIT導入補助金は、平成28年度補正予算事業でして予算100億円となります。
なくなったら終わりです。
既に1次公募は平成29年1月27日~2月28日となっており、締切りまであとわずかです。
(おそらく2次公募も開始すると思いますが・・・)

みなさんもIT導入補助金を活用して、レジ導入を検討してみてはいかがでしょうか?


導入事例でみるタブレットPOSシステム

前回記事「GoogleトレンドでモバイルPOSサービスを比較してみる」という記事を書いたのですが、とっても好評でして、またまた切り口を少し変えて、今回は3大タブレットPOSレジ各社の導入事例を比較をしたいと思います。


まずは、

スマレジ


スマレジの事例は、スマレジのサイトに掲載されています。
導入店舗数が多いためか、導入店舗の紹介と、ケーススタディというページに分かれており、
ケーススタディには、多くの事例が紹介されています。

・株式会社ナノユニバース
 
http://smaregi.jp/casestudy/nanouniverse.php

暖冬の影響で今冬はアパレル業界は不況だと言われていますが、とっても絶好調な企業があると以前、知り合いのアパレル経営者から聞きました。それが、ナノ・ユニバース!!
セレクトショップ業界は、最近では変革が起きているようです。
この事例は衝撃的でした・・・。
だって、こんな大手のPOSがタブレットPOSに入れ替わってしまったのですから。。。


・dot.Eatery and Bar

 http://smaregi.jp/casestudy/dot.EateryandBar.php

とってもおしゃれなカフェレストラン。
こんなお店だったら毎日行きたいですね。恵比寿にあるらしいです。
オーダーエントリーシステムと自動釣銭機を使っている事例のようです。

ユビレジ


ユビレジの事例は、ブログで掲載しています。
数も豊富で読み応えのある事例が多いです。
お客様にきちんと訴求してインタビューしているんだと思います。

・二子玉川 蔦屋家電

https://recipe-book.ubiregi.com/articles/case-study-tsutayakaden/

本のイメージが強かった蔦屋さんですが、こんなおしゃれな空間を作っているんですね。
家電はもちろん、インテリア、本、雑貨などのライフスタイルに欠かせない商品を提供しているそうです。
ユビレジは、イベントスペースで使っているそうです。すごいー!

・つきぢ神楽寿司 新館

https://recipe-book.ubiregi.com/articles/case-study-edomaezushi/

おおー寿司屋さんの事例です。築地です。本場ですね。
Rポイントカードに対応した事例です。まだあまりRポイントをお店で使ったことは無いのですが、
このサービスは本当に増えていくのでしょうか?まだまだわかりませんが、先進的な事例ですね。

エアレジ


導入数が多いように見えるのですが、ホームページに掲載されている事例がほとんどありません。
紹介しているページでは、なんと2社のみ。。。。少なすぎません?
これでは、エアレジを導入したいと思うお店は、イメージがつきません。

20万アカウントを突破しているのであれば、もっと導入事例の紹介をした方が良いと思います。
ただ、紹介されている内容は、動画でとても綺麗な仕上がりです。
レジ屋さんの事例紹介とは思えないほどのおしゃれですね。

https://airregi.jp/jp/case/


nostos books(東京・古書店)


岩村醸造(岐阜・酒造)


とまぁ、こんな感じで3社の事例を紹介しました。

事例の数では、スマレジ・ユビレジは豊富ですが、エアレジがお粗末でした。
今後のアップデートに期待ですね!

以上


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